この記事では、イタリアからDHL国際便を利用してベトナムへ発送してもらった荷物の宛先を、会社から個人へ変更した経験を備忘録として綴ります。
そもそもですが、一般的にはこんな事態は発生しません。
この記事はごく少数の方にとって参考になる記事でしょう。
当ケースは、メールの署名欄に設定しておいた会社情報・個人連絡先を元に、先方が発送手配を行なったことで発生しました。
とは言え、荷物を発送してもらう前にしっかり受け取り先情報を伝えておかなかった私の失態。
受取先情報は、あらかじめ伝えておくか、発送手続きに入る前に最終確認メールを貰うように連絡しておくべきですよね。(自身に言ってます。)
ひと手間掛けてまで宛先を変更した理由
今回の貨物がチョコレートだったので、通関でスタックしている間に溶けてしまわないか心配で..。
受け取りまでの時間はどうにか最小限に留めたかったのですが、下記の理由から変更依頼を行いました。(あぁ、3月で30度越えのホーチミン市)
法人名義で貨物(食品)を輸入する場合、通関申告時に該当商品の輸入ライセンスの提出や国内用途などの情報提出が必須となるため。(申告しないと通関審査で許可が降りません。→貨物引取れない。)
私の場合、
- サンプルとして取り寄せた商品の輸入ライセンスは未取得だったこと
- 国内での販売行為等の商業目的での輸入ではなく個人用途だったこと(会社のみんなと味見)
から、宛名変更しました。
日本からベトナムへ日用品や食品を送ってもらったことがある方はよくわかると思います。
*[補足1.] |貨物の総額が50USD超えると輸入税が適応されます。その場合は、輸入税をきちんと支払えば全く問題なく貨物を受け取れます。(50USD以下であれば、輸入税は免除)
*[補足2.]|輸入ライセンス(Công Bố): 食品に限らず化粧品・健康食品やサプリメント・医薬品・医療機器などの商品を商業輸入する際には、あらかじめベトナム国内で商品毎にライセンスを取得する必要があります。

イタリア側発送手続き完了からベトナムでの受取までの手順
- 先方がサンプル商品を手配・発送(DHL国際便を利用)
- 貨物がベトナムへ到着するとDHLからメールにて書類3部が届く
- 宛先が会社名で発送していることが発覚
- 宛先を会社から個人に変更したい旨をDHL担当者へ連絡
- 変更申請に必要な必要書類(REFUSAL LETTER)とパスポート情報を提出
- イタリア側で変更完了後、ベトナム側で通関審査
- 荷物受け取り
必要なステップのみ下記で紹介します。
②・③貨物が到着するとDHLからメールにて3つの書類と共に通知が届く。宛名変更が必要だと気付く。
- AWB(画像 掲載)
- Proforma Invoice(画像 未掲載)
- Arrival Notice(画像 掲載)


AWB、インボイス、到着通知の書類3部が、DHLからメールで届きます。
ベトナムホーチミン市にあるタンソンニャット国際空港に到着後に、受取先の宛名が私が所属する企業になっていたため、個人宛への変更手続きをDHLへ依頼しました。
【重要】④・⑤宛先を会社名から個人名に変更したい旨をDHL担当者へ連絡。変更申請に必要な必要書類(REFUSAL LETTER)とパスポート情報を提出

受け取り先情報を、会社名から個人名に変更するべく、「Refusal Letter」と受取人個人のパスポート情報ををDHL担当者へ送付します。
※Refusal Letterの雛形は、DHL担当者が送付してくれます。
⑥・⑦変更完了後、税関審査。荷物受け取り。
無事、宛名変更が完了するとベトナム国側での通関審査が開始。
問題なく通関審査を終えると、指定の配達先まで発送されます。
今回の荷物情報・タイムライン・費用
商品 | チョコレート |
SKU | 2 |
総重量 | 1.30kg |
発送元 | ボローニャ, イタリア |
発送先 | ホーチミン市, ベトナム |
発送日 | 2025年2月26日 |
受取日 | 2025年3月12日 |
所要日数 | 15日 |
輸入税 | 0VND |
VAT | DDP条件(送り主全額負担) |